連続して真面目な投稿です。m(_ _)m
私はEO(Entrepreneurs Organization)、世界起業家機構という会に所属しています。
EOについてはまたの機会に書くとして、EOで開催された勉強会のひとつに参加したときの話。
2012年、ニュージーランド、クイーンズタウンで行われたイベントでの夕食時。
日本人は言葉の問題もあって、固まりがちですが、勇気を持って海外メンバーと同席に。
サウジアラビアメンバーのSくん。
お決まりの言い訳を。
私
日本人って英語使う機会がないので、あまり喋られへんねん。
Sくん
それって、日本が凄いってことやんな。
私
えっ、なんで?
Sくん
だって、日本語だけでビジネス出来るんやろ。
素晴らしいやん。
僕らは映画産業も、アパレル産業もないんやで。
石油しかないんやから。
だから英語使わんとあかんねん。
衝撃的でした。
自分の国の中だけでビジネスが成り立つというのが、そんなに恵まれているなんて考えもしませんでした。
その後、海外の友人が増えるにつれ、自国内だけでは元々ビジネスは成り立たないと考えている人が多いと気付きました。
シンガポールで輸入化粧品販売を手がけている友人から聞いた話。
商品の販売先がシンガポールだけだと、数は知れていると。
友人はシンガポールだけでなく、周辺の国、マレーシアなどでも積極的に販売しています。
シンガポールは会社設立や税の優遇などで、一時進出した会社も多かったように思いますが、シンガポールを市場とみるのか、基地とみるのかで全然違ってきますよね。
英語は仕事の道具。
日本人はその道具を持たなくてもやっていける。
私にとっては「事件」とも言えるくらいの出来事、Sくんの言葉でした。
今後は英語という道具をどんどん手に取っていくと思いますが、なぜなくても大丈夫なのか、大丈夫だったのか。
インバウンドビジネスも、こういう事実を知っていることで、また違う考え方が出来るのではないでしょうか。
*基本的に私の和訳は大阪弁になります<(_ _)>
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