関空で「東京バナナ」や「白い恋人」が多くの外国人に買われているのを見ると、「大阪のお菓子屋さんどうするん?」と思います。
というか日本にお越しの皆さん、大阪にも美味しいお菓子あるんですよ!と言いたくなります。
それは小島屋の「けし餅」。
このお菓子にあったのは20年以上前。
私は20代後半から、妹が住むローマに毎年のように行っていた。
今は彼女が年末年始、日本に帰ってくるのだが、その当時はなかなか帰国する余裕がなかった。
私は楽しく年越しをするために、いろいろな食べ物をトランクに詰めて出掛けていた。
そして最後の仕上げに関空で買い物をするのだが、そこで出会ったのが「けし餅」。
その美味しさに感動して、毎年イタリアに持って行っていた。
ある時、いつも使っている伊丹空港にも「けし餅」を発見。
そして、新大阪駅にも!
(箱の中に販売場所書いてある紙があったのを見ていなかっただけ)
「けし餅」はとても柔らかく、まっすぐ持っていかないといけない。
運搬が難しい=「大阪でしか買えない」お土産。
キャリーバッグを持っているときは、まっすぐけし餅を持つために預けたりする。
前に取引先のチョコレートメーカーにこれを持っていったとき。
後から電話があった。
「あのお菓子、とても美味しかったんですが、食べる前に包装紙を捨ててしまいました。どこの商品化教えて下さい!」と。
美味しいチョコレートを作っている会社の方も虜にする。
そんなお菓子。
私が選ぶお土産の基準に「日持ちがしない」いうのも含まれる。
それも地方には持って行けないお土産になる。
運送できない、日持ちがしない。
それが私には、手土産として価値があると感じる。
堺の本店には伺ったことがないが、延宝年間(1673年9月21日~1681年9月29日)創業で300年以上の歴史がある小島屋。
そういう歴史もお土産の一つのストーリーとなる。
大阪の土産菓子として小島屋の「けし餅」、私の一押しです。
駅や空港のショップでは6ヶ入りか10ヶ入り。
百貨店のお店では1ヶ入りも、発見。
まだ食べたことが無い方、是非試して下さい。
芥子の実がいっぱい。これが香ばしい。
6ヶ入り。1000円くらいというのも手軽でいい。
これ、ちゃんと見てなかった。大阪駅でも買える。
堺の本店に伺ってみたいです(^^)
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