株式会社リミックス、アンコールクッキーで奮闘する、起業家 富永律子「りつこはん」の日々諸々

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アンコールクッキー 其の二

アンコールクッキーのある、カンボジア、シェムリアップはコロナ禍で観光産業しかない街にも関わらず、全く観光客がいません。

現在、アンコールクッキーは、併設するカフェ、クメールタイムで営業を休まず続けております。
そこで商品も販売しております。

私は昨年7月から毎月カンボジアに行き、最後の出張は、成田と首都プノンペンを結ぶ直行便が止まる前の4月5日に日本に戻りました。
日本政府は4月3日からの帰国者全員に公共交通機関の使用禁止と14日間の隔離を要請。
カンボジアはレベル2の国で、空港のPCR検査はなかったものの、伊丹空港への飛行機は使えず、レンタカーで成田から自宅まで一人で帰宅しました。
その後、買い物にも出ず14日間、自宅で自主隔離。

私は次にいつ、カンボジアに行けるかどうかわかりません。
カンボジアへの入国、日本の入国条件が厳し過ぎて現実的ではない状況です。

自分の仕事の内容をブログに詳しく書くことは無かったのですが、アンコールクッキーのこと、どのような挑戦を7月から9ヶ月続けてきたかを書いていきたいと思います。

これはこの状況が終わったら、是非みなさんにカンボジアのシェムリアップ、そしてアンコールクッキーを訪ねて頂きたいという私の想いです。

 

世界で唯一の手作り菓子工場

 

私がアンコールクッキーに縁が出来たのは2年前の2018年1月。
所属する起業家団体の勉強会がシェムリアップ、そして本店前のホテルで開催され、そのときにオーナーが友人のご主人だといううことがわかったからだ。

そして、そのときに店舗と工場に訪れた。
店舗での接客も驚いたが、工場を見学したときの衝撃。
衛生観念が違う人達がマスクをして、全身を覆うユニフォームでおしゃべりもせず、黙々と働いている。

ここの教育すごい!それが私のアンコールクッキーの印象だった。

 

初めて訪問したときには想像しなかったが、去年の7月、私は経営者として着任した。
前回のブログ参照

アンコールクッキーは16年前、小島幸子さんが、寄付は一時のもの、カンボジアの未来にはビジネスを作らなければ、という想いで女性を活用した土産用の菓子を作り始めて創業となった。

シェムリアップに訪れる、ほとんどの観光客立ち寄る店に。

しかし、何年も前から界の人々の旅行スタイルが変わってきた。
スマホの誕生やwifi網の充実が大きく影響している。

団体旅行から個人旅行へ。
情報はネットから。
飛行機もホテルも個人で予約可能。
個人が人任せではなく、自分で旅行をデザインする。

今、大型バスに乗って旅行を楽しむ人は中国人以外は多くない。

シェムリアップに訪れる日本人観光客の数は大きく変化していないそうだが店に立ち寄る人の割合が減った。

時代の変化にどう対応するか、それがアンコールクッキーの課題となった。
私は。自分が衝撃を受けた工場をどう生かせるかがポイントと考えた。

工場といっても装置ではない。

工場で働くスタッフ。
そして生み出される商品のレベルの高さ。

クッキー作りはすべて手作業。
多くの人が、型抜き機械やトンネルオーブンがあると思っている。
すべて、手で抜いて、低温でゆっくり香りを逃さないように焼いている。
しかも焼いた後、バリと言われる型からはみ出た小さな部分を切り取って検品してから包装している。

それで1日2万枚も製造することが出来る。

これは日本で色々な菓子工場と付き合いがある私には、想像を超えることだった。
社名となっているアンコールクッキーは型抜き(スタンピング)、小さく丸いプチクッキーはアイスボックスと2種類のクッキーを焼いている。

原料は、自分たちで用意している物も多い。

カシューナッツは一粒一粒スタッフが検品、分類してから製粉。
パイナップルは果実の皮を剥き、90分かき混ぜならジャムにし、生地に練り込む。
シナモンは、シナモンの樹皮の表面を削り、きれいにしてから細かく割って製粉。

クッキーの他にもバナナチップスは味付けするシーズニングも手作り。
カフェのメニュー、アイスクリームはもちろん、コーンも一枚一枚焼いて巻いている。
カシューナッツのローストや味付けもすべて自分たちで行っている。

世界で唯一、多品種の「手作り」菓子工場だ。

ここをどう生かすか。

それが私の仕事となる。

まず最初に、チョコレートに挑戦することを決めた。

 

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初めてアンコールクッキーの工場を見学た2018年1月。まさか1年半後に社長になるとは…

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カシューナッツは一粒一粒チェックから製粉

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パイナップルは新鮮なものを作る度に皮を剥き、90分かけてジャムにしている

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シナモンは大きな枝を表面をこのように削り取って、きれいにする

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きれいにした樹皮を細かく割ってから、パウダーに

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プチクッキーの検品作業、バリはナイフでカットしている

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バナナチップスのシーズニングも手作り

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バナナチップスの味付け作業、袋詰めするときは窒素充填して酸化を防いでいる

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