感じることを商品やサービスにする起業家、株式会社リミックス 富永律子「りつこはん」の日々諸々

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季節の挨拶(中元、歳暮)、手土産の原風景

私にとって季節の挨拶(中元、歳暮)は、子どもの頃からピアノの先生や歌の先生に母が行ってきた当たり前のもので、子どもなりに考えて眺めていた。

お稽古事、特に関西なのかもしれないが、中元歳暮には現金や商品券を送ることがよくある。
もしかしたら現在はそうでもないのかもしれないが、私が教えていたときにもあった。

母は水引に現金を用意して、そこに品物を添えて先生に渡していた。

その渡していたものが私の今の季節の挨拶や、手土産の選び方に繋がっている。

母はなにを渡していたのか。

それは黒門市場にあった「勝間」という魚屋の「さわらの味噌漬け」だ。

私のピアノの師であった故矢田暁子先生は、とてもクールで動じない先生であったが、味噌漬けを母が渡すと「本当にこれ美味しいね」てにっこり笑われる。

その味噌漬けは格好のよい箱に入っているわけではない。
市場の魚屋さんが入れられる、透明の蓋付きの容器に、かろうじての包装紙でギフト感が出ている。

私もその味噌漬けは大好きだったが、その頃、家に届けられる大仰な箱に入った酒類などと比べると近所の和菓子屋さんで簡単に包まれた饅頭みたいなものだ。

そんな「見た目」のものが先生を笑顔にする。

先生のその顔を見るのが私に取っては楽しみだったのかもしれない。

今、私が選ぶものはある程度決まったもので、自分がもらって良いなと思ったもの、好きなもの、応援したくて広めたいもの、あとは自社のサイトで扱っているもの。

送った先様、皆さんが食べて下さっているのかはわからないが、あの時の先生のような笑顔が引き出せるものが贈れたら嬉しいなと思っている。

なにかして下さいと見返りを期待するのではなく、「美味しいから食べてみて下さい」という機会、タイミングとして、季節の挨拶、手土産を考えている。

なので、季節の挨拶を取りやめられる取引先の案内には、ちょっと寂しい気持ちになる。

私のセレクトについてはまた別に書きます。

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